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[コンクリート補修]

2016年12月23日

15年前のコンクリート耐候性試験の活用。

15年程前にコンクリート二次製品補修材の性能試験を行った資料の再利用で外部検査機関に依頼し、建築用コンクリート意匠仕上げ材の性能試験を行いました。専ら、セメント資材に関しては専任しておりましたので、コンクリート工学の基礎知識が今も応用力の支えになっております。今回は、土木用資材とは住み分けを行う材料になりますが、弊社が現在業務必要な性能を満たせる為の建築専用材料の試験データー採集を行います。シーラー材:コンクリートへの浸透力・付着力付着強度は浸透性の改良により、目的に合わせ各層別にグレードアップ性能を持たせます。着色剤:JIS A 6021に準拠する、コンクリート専用弾性材料。主になります着色剤は品質重視となり、その性能により耐久性能を決めていきます。主材料を変えることで耐久性能は10年・15年・20年と配合提案を行うことで、「目的と性能」という品質クオリティを指示します。表層部からの浸透性が微細な空隙・亀裂を解消し、曝裂危険性から建物を保護することからもコンクリートの中性化を防止します。 コンクリート二次製品も同様に処理するコンクリート製品を製作し品質管理を行っておりましたので、微細な空隙の性能は排気ガス等の多い都会では埋めることが性能をあげる事になり、寒冷地においてはエントレインドエアーの耐凍害性では、それは調整が必要。 塗膜成分の骨格を寒冷地適用に合わせ造ること。難しいです。マイナス5℃以下での主剤浸透性能の骨格をどのようにしたいのかを決めなければなりません。其々役割を持つ樹脂には、フッ素樹脂・アクリルシリコン・ウレタンなど。耐候性が良い骨格を造ることで、長期間の品質保証を定めることが、建築資材となります。 f

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