[コンクリート補修]
2024年05月14日
不陸の手直し(下処理方法)横浜市
土間コンクリートの水溜りなどの不陸調整で補修を行う際に
下処理で長期的品質が決まります。
たとえ、無収縮ポリマーセメントとしても長期的には無修復では無くなる事は
余り知られていない事でしょう。
不陸を修復する際にも末端のゼロoへの擦り付けは、長期品質の施工には
不向きな為、手は掛かりますが長期的な施工品質を下処理で構築されます。
下処理用のコンクリートカッター
不陸調整にコンパクトさもあって作業性は良いです。
不陸個所はゼロmmは造りません。
補修材圧縮強度の作用性を働かせる下仕上げを行う事が欠かせません。
塗付ゼロmmや1mmではその材料の施工評価は剥離強度となり、
概ね使用プライマーにその剥離強度を委ねる事になってしまい、
軟弱な施工となり、mistakeであります。
施工評価の付着強度という観点は忘れてもいいです。
長期的な品質を造るには、破断強度まで施工方法を基準にすることが
コンクリート技術者の仕事としての評価となります。
付着強度から破断強度へ、下処理で変えております。
その考察ひとつの事で強度は3倍〜5倍と増強します。
コンクリートそのものを考えていけばその答えも分かり易くなります。
コンクリートの寿命が過ぎた頃はその形は崩れてしまいます。
破壊される事でありますので、補修箇所も剥離では無く、破断が評価相当となります。
一般的な常識にもエビテンスの不明な常識が混在しているのは、どの業界も似た所がありますね。
コンクリートを補修依頼する際の業者選択に施工してくれる技術者がコンクリート技士・主任技士・診断士以上の
有資格者施工を選択ください。
コンクリート補修業務というものは、新設工事よりも難しさがありますので、安全性が優先するコンクリート構造物の修復にこそ、国家資格はあって当然ですね。
次回は不陸の手直しへと続く...。