[コンクリート補修]
2024年05月16日
不陸の手直し(最先端技術) 横浜市
前回に続き
不陸の手直しではその90%の品質管理が
【付着強度を超えられる品質】を造れるかに注目します。
※ここからの内容はコンクリートの参考書や論文を探してもおそらく捜せない(検索が無いもの)かと。
自社研究開発の案件ですので、エビテンスを公表しておりません。
通常であればそのような考察などしないものでしょうか。
しかし、日々コンクリートの補修ばかり行っていれば、そのことに気が付いてきます。
剥がれるのでは無く、破断(破壊)するまでの品質が望ましいです。
その為にプライマーを使わない事が正解答な施工計画となります。
そのことも一般的では真逆のことで、99.9%の施工業者さんはプライマーを使っています。
強靭な施工をするにはプライマーを挟むことが強度を落としてしまう事が正解答であるのですから
建設業界の思考とするものでは、プライマー不使用なら一般的では無いでしょう。
では、何をするのでしょうか。
正解答は【化学反応】です。
写真のように妙な液体【X】をコンクリート内部に染み込ませ、待機させておきます。
その上で、土間専用不陸調整材【55N/o²】配合強度で仕上げております。
コンクリートと補修材が反応一体型で強靭に下地完成。
100%な解答は【補修面が石化する】ことが理想なんです。
最先端なコンクリート工学です。
次回、土間コンクリート仕上げに続く。。。