[コンクリート補修]
2020年10月22日
コンクリート美装工事
随分と昔のことで平成6年頃、コンクリート二次製品メーカーに勤めていた頃、
品質管理における出荷管理にて、在庫品と新品の製品を出荷する際に
どうしても保管と新品との色の差が出てしまう事で美観がよろしくない指摘を受ける事が
稀にありました。
当時は美観を回復する補修材は何も無い状況で半塗料的な、今では不自然で使用が出来ない材料が
メーカー販売されており、当然ながら使用は不可でありました。
その為、工場で問題を解決するほかなく試行錯誤しながら、この業界でも初めての
コンクリート意匠材(美装材)を作り、業務に使用しておりました。
今ではそれらも広まり、多くの美装工事を行う補修屋さんが業務を行っております。
このコンクリート意匠仕上げの歴史は27年と浅いです。
何故なら、平成6年〜8年に私たち製品メーカーらが意見を交わしながら
試行錯誤し開発された材料なのです。
現在では、○○工法や○○技法など とありますが
元は二次製品メーカー用の出荷製品向け美観仕上げ材であります。
そんな意匠仕上げ材(美装材)の歴史は正確には27年。
今日は、小話でした。
施工前
コンクリート意匠仕上げ(コンクリート美装)