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施工事例ブログ

2023年03月06日 [コンクリート補修]

専門的なコンクリート維持管理方法を東海技巧は提案しております。

珪酸ナトリウム・カリウム・リチウム複合型(反応促進型・固化型)
カルシウム充填反応促進

珪酸塩は、コンクリート改質において、アルカリ活性剤としてよく使用され、30年ほど前より
使用をしております。

アルカリ活性剤とは、コンクリート中のシリカ酸塩と反応してゲル化する物質のことで、この反応によって生成されるゲルは、微細なクラックを塞ぎ、コンクリートの強度や耐久性を向上させる効果があります。

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分かり易く言いますと、傷んだ部分に漢方の様な自然薬を投与し、無理なく自然体に再生する方法ですので、有機剤などの修復とは別物となります。

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珪酸塩には、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウムなどがあります。
珪酸ナトリウムは、比較的低い添加量でも効果があり、高強度コンクリートの製造に有効です。

珪酸カリウムは、強度向上効果が珪酸ナトリウムに比べて低いものの、コンクリートの耐久性を向上させる効果があります。

珪酸リチウムは、火災時の耐火性を向上させる効果があるため、高温環境で使用されるコンクリートにも使用されます。また、珪酸の溶出防止に内部はナトリウム、トップにリチウム、またはナトリウムリチウム混合液として、より成果を生む配合も東海工法として提案もしています。

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珪酸塩は、コンクリート中のシリカ酸塩と反応することで、シリカゲルを生成します。
このシリカゲルは、微細なクラックを塞ぎ、コンクリートの耐久性を向上させる効果があります。
珪酸塩は、コンクリート中のアルカリ度を高めるため、シリカ酸塩と反応しやすい状態にします。

珪酸塩とシリカ酸塩の反応式は、以下のように表されます。

Na2SiO3 + 2SiO2 → 3Na2O·2SiO2

この反応によって生成されたシリカゲルは、コンクリート中の微細なクラックを塞ぐことで、コンクリートの耐久性を向上させます。
また、シリカゲルは水分を吸収することができ、コンクリート中の水分を抑制することで凍結融解や塩害に対する耐性を向上させます。

珪酸塩の添加量は、コンクリートの種類や使用環境によって異なりますが、一般的にはコンクリート中のシリカ酸塩の10〜20%程度の添加量が推奨されています。

ただし、過剰な添加過剰な添加は、コンクリートの強度や耐久性に悪影響を与える場合があるため、適切な添加量を選定することが重要です。

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珪酸塩を含むアルカリ活性剤は、従来のセメントに比べて環境に優しい素材として注目されています。
従来のセメント生産には、大量の二酸化炭素を排出するため、現在ではCO2削減の観点から、より環境に配慮した素材への転換が求められています。
珪酸塩を含むアルカリ活性剤は、セメントに比べて二酸化炭素排出量が少なく、環境にやさしい素材として期待されています。

また、珪酸塩を含むアルカリ活性剤は、リサイクル骨材との相性が良いことが報告されており、古いコンクリートの再利用にも適しているとされています。
珪酸塩を含むアルカリ活性剤を使用したコンクリートは、より持続可能で環境に配慮した素材として注目されています。

現在、世界中で建設業界は、持続可能な社会の実現に向けて、より環境に配慮した建材の開発に取り組んでいます。

珪酸塩を含むアルカリ活性剤は、コンクリートの強度や耐久性を向上させ、環境に優しい素材として期待されています。

今後、より高い性能を持つ珪酸塩を含むアルカリ活性剤の開発が進められることが期待されます。


コンクリートの補修からコンクリートを長寿化させる仕上げは東海技巧鰍ヨお任せください。

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