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無機質浸透性コンクリート改質防水剤
「ジルコンパーミエイトFS-#20」
 現代建築に於いて、建築構造物(一般に建物) に用いられる屋根面の防水手法は、「アスファルト防水・シート防水・ウレタン防水」が主流となっている。これらの防水手法はその防水膜と一体となって働く、その他の建築材料を合わせた「一体の防水層」として機能させています。 これは長期(10 年〜 15 年) に渡り、その性能を保証する為に必要でありその手法はコンクリート構造、鉄骨造、木造等に於いて「屋根面を覆う」という被膜の発想に基づいていますが、建築的防水を実用化するためには、その防水の主体を成す防水膜を「経年劣化や外的要因」(立地環境・自然環境) による亀裂や欠損から守り、室内の環境を快適にするために「押えコンクリートやメッシュ金網、断熱材」で保持し建築性能を担保するものです。

■ コンクリート構造の防水
 コンクリート構造物の防水工法は大きく分けて三つに分類されます。コンクリート表面を、水分浸透の低い材料(アスファルト防水・シート防水・ウレタン防水・FRP 防水・塗膜防水・金属板等) で覆う「被膜工法」と、コンクリート打設前に生コンクリートに混入させ、防水性を高める「躯体コンクリート防水」、また、コンクリート内の空隙を埋めることによってコンクリートそのものの水密性を高める「躯体防水工法」があります。
 建築一般に採用されている被覆工法には、被覆に用いる主体材料(被膜剤) の性能が防水性能の根幹となるため分かり易い、しかし「施工制度により防水性能が左右される」ことや、紫外線や直射熱の影響を受け易く、その程度差に依って、防水性能が大きく変わってしまいます。その要因となるのが構造物の「アセットマネージメント」にその本質があるからです。
 建物のライフサイクルコストは、構造物の防水性能と耐久性に依って大きく変わって来ます。このため近年では「防水効果に加えコンクリートの耐久性も高める」コンクリート防水工法が見直されています。 
 ジルコンパーミエイト FS-#20 (以下 ‟ジルコン #20” と言う) は、 「浸透性防水剤」 として、 コンクリートそのものの水密性を確保し、施工後に新たな発生するひび割れにも追従( 閉塞効果) し、コンクリートの防水性能を長期間維持することができるため、従来のアスファルト防水やシート防水、ウレタン防水と比べ、同等以上の防水性能とが得られる防水工法です。
 ‟ジルコン#20” は、無機質材(主成分: ケイ酸ナトリウム) で出来ているため、自然環境に於ける紫外線や熱、酸性雨などによって性能が低下することが無く、また万が一建築物が火災に有った場合でも炭素化せず、有害物質を発生させない為、環境や人命に配慮された安全な不燃材料でもあることです。
 近年、無機質材が注目されている大きな理由は、有機質材による防水工法とは違い生命活動を由来としない、無機質材は環境の変化に強いと言えるからです。また、設計時における” ジルコン#20”のメリットは、浸透性防水剤のため屋上防水設計における防水端末形状( パラペット) や、押えコンクリート等を必要とせず、水返し程度( 防水機能的には不要) の高さで防水層の形成を可能とし、建物高さの低減や躯体コストと防水コストを低減することができます。
 ‟ジルコン#20‟のもう一つの利点は、ライフサイクルコストが安価で行えるという点です。アスファルト防水やウレタン防水などの被覆工法では、剥離を行って再施工を行うか既存の上にカバー工法として、もう一層防水層を施すなどの改修を行いますが、‟ジルコン#20” は、高圧水洗浄後、初期の施工と同様の施工方法で再施工ができます。その為、解体や剥離作業などに掛かるコストが不要となり、保証期間後の再施工も安価で簡単に行うことができる工法です。

※経年劣化で中性化したコンクリートにはカルシウムを先行充填し、ジルコン#20との反応層を構築致します。

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